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2010年 11月 04日
さて、前回の続きです
アサードで大歓迎を受けた後、夜は皆でライブハウスに行くことになりました フォルクローレ専門の箱です 本日2バンドが出るとの事 このライブハウスにはゴンサが以前に毎日通っていたそうです おばさん一家はフォルクローレが皆好きですね ティト、ゴンサの兄弟はギター、ケーナが上手です チリではギター弾きがとても多いですね 「上手くはないけど曲は弾ける」といった人が多く、全部合わせたら相当なギター人口になると思います チリの軍事動乱期には、フォルクローレが国民の心の支えとなりました ジャンルで言うとNEWフォルクローレですかね、誰が付けたかわかりませんが、NEWフォルクローレはチリ人の誇りですね 幾つか紹介したいと思います まず『LOS JAIVAS(ロス ハイヴァス)』、「THE蟹」という意味ですね チリ中のどこに行ってハイヴァスの曲が聞こえてきます 『TODOS FUNTOS(みんな一緒)』は外国に亡命したチリ人達が、チリに帰国した際に空港や港でかかっていました 超~簡単に訳詞すると「私たちはバラバラになってしまったが、いつも一緒さ」と言った内容です わたくしハイヴァスを聞いて幾度か涙しました、今でもグッと来るものがありますね、国民歌ですよ、ええ 次は『VIOLETA PARRA(ビオレッタ・パラ)』ですね 彼女の作った歌は、アルゼンチンのメルセデス・ソーサがカバーし世界的に有名になりました 特に有名なのは『gracias a la vida(人生よありがとう)』は大変美しい詩なので和訳したサイトを下記に貼ります。僕はこの詩でスペイン語を勉強しました http://araiken1964.blog124.fc2.com/?mode=m&no=306 動画はAdriana Mezzadriです。 最後に『Víctor Jara(ヴィクトルハラ)』を紹介します 彼は民衆の前で自由を歌い、警官隊が「歌を止めないと殺す」と言ったのを無視し、指を撃たれました 指を失くしギターが弾けなくなっても彼は大声で歌い続けました 二回目の警察の注意を無視した彼は体に銃弾を幾つも撃たれました、が彼は歌を歌い続けました 歌をやめない彼に警察は頭に一発、彼は亡くなりました さて、アサードの後、宴会は続き飲みっぱなしです チリに来たからにはダンスが出来ないとモテないとの事で、ダンス講習会が始まりました 先生は『ギゲルモおじさん』と ゴンサのフィアンセ『アイリーン』です このアイリーン、本当に性格がいい、ゴンサは良い人を見つけたぁと思います ダンス講習会の後でライブを見に行こうと言う事になりました ダンス講習会の続きですね かなり盛り上がってアイリーンがギターを持ちだしました、気分はロッカーね 下でノリにノってるのはアイリーンのおばあちゃん、70歳 明るいわwww この写真かなりウケるwww 70歳とは思えないほど元気です、身長が140cm、かなりファンキーでかわいいおばあちゃんです さてライブハウスに着きました、ギゲルモおじさんはドロドロに酔っていて、もう何を言っているのかわかりません・・・・ タクシーを降りて行方不明になるし このおじさんかなり面白いのは、酔うとクダを巻いて何を言ってるのかわからない しかもずっと愛について語ってる、というか説いてるwww 酔っぱらい始めるともう誰も話を聞いてなくて、僕が話し相手になってるのが嬉しいようで、喋る喋る でも言ってることはよくわからない、僕の悪いスペイン語の先生ですね 僕の隣に座っているのはティトの奥さんの『ダニエラ』です 妊婦さんで来年の5月に出産予定です 高齢なバンドが出たと思ったら、おじさんの高い声にびっくり、いい声なんですよ こちらもべろんべろんに酔っぱらったアイリーンのおばあちゃん 音楽に浸ってます、かなり気持ち良さそうね ティト、ゴンサのお母さん。『マルセーラおばさん』ね この人もベロンベロン、フロアをさまよっていて 「おばさんどうしたの?」と聞くと 「踊ってるの」だって ほんとかよwwwかなりかわいいわ 本当に踊っていたようです 次のバンドが始まりました かなりノリの良い音でフロアは大盛り上がり、アイリーンのダンス講習会が始まりました アイリーンも酔っていてフロアはアイリーンのダイナミックなダンスで、ほぼ独占状態 この時点で酔ってないのは僕、ティト、ゴンサ、ダニエラだけ 周りが酔いすぎて酔ってられない・・・・・ この後 ギゲルモおじさん、再度行方不明になったり、椅子に勢いよく座ってそのまま後ろに倒れそうになるし アイリーンのおばあちゃんはダンス中に後ろに大転倒し、そのままクルッと回って踊り続けるというウルトラCをかましてた、70歳とは思えない・・・・・ この時若い男の子と踊ってテンションがかなり高くなってたなwww マルセーラおばさんは椅子で寝っているので 「帰ろう」と言うと 「音楽を聴いてるの」といい、僕らあ然・・・・ ほんとかよwww おばさんのこの一言でこの後しばらくは帰れなかったな 翌日アイリーンを含めて4人は完全に記憶を失くしていた・・・・・ マルセーラおばさんの家、やっぱり好きだわwww
by achacha23
| 2010-11-04 09:14
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